反応性・選択性・安定性を兼ね備えた高機能化合物
イリジウム化合物とルテニウム化合物は、触媒・電子材料・医薬品など多様な分野で不可欠な役割を果たす高機能化合物。
フルヤ金属は、独自の精製技術と品質管理により、世界トップレベルのイリジウム化合物とルテニウム化合物を提供しています。
ここでは、塩化ルテニウムができるまでをご紹介します。
使用済みの材料(リサイクル由来)と、鉱山から採れたルテニウム原料を一緒に溶かします。ここから“新しい素材づくり”が始まります。
PGMとはプラチナ、パラジウム、ロジウム、ルテニウム、イリジウム、オスミウムを含む白金族金属です。世界での年間採掘量がわずか約450トンと極めて希少です。その大半が南アフリカに偏在しています。フルヤ金属は、高純度・高精度な加工技術とリサイクル技術によって、限られた資源を最先端分野へとつなげています。

溶かしたあとの液体には、まだルテニウムが薄くしか入っていません。ここで「濃縮」を行い、ルテニウムの成分をぎゅっと濃くしていきます。
イリジウムとルテニウムは、いずれも貴金属の中でも際立った物理的特性を持ちます。イリジウムは極めて高強度・高耐熱で、2400℃を超える環境にも耐えます。ルテニウムは硬さと耐食性に優れ、酸化や腐食に強いのが特長です。両者とも過酷な条件下で性能を発揮する、先端産業に不可欠な金属です。

濃縮された液体を蒸気に変えて、不要なものを取り除く「蒸留」という工程で、ルテニウムを高純度に仕上げていきます。
液体をじっくり蒸発させ、ルテニウムの結晶を取り出します。
これが塩化ルテニウムの「化合物」と呼ばれる形です。
有機ELの発光材料である燐光材の一次材料として、世界シェア9割を誇る高純度イリジウム化合物も提供しています。スマートフォン、TVに加え車載用の需要も増加しており、市場動向としては右肩上がりとなっています。
取り出した塩化ルテニウムの結晶を、一定の粒径に調整することで、
ルテニウムの化合物として、電極や触媒などに使える製品が完成します!
カーボンニュートラルの実現に向けて、グリーン水素の重要性からイリジウムの需要が増加しています。フルヤ金属では、触媒の多元素化によって希少なイリジウムの使用量を低減する新しい技術で、持続的に水電解触媒を供給していきます。