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薄膜スパッタリングターゲットができるまで

テクノロジーの発展を支える 究極の薄膜材料

わずか数ナノの膜が、最先端デバイスの性能を決める

ハードディスクなどに使われる薄膜は、情報社会を支える重要な技術です。フルヤ金属のスパッタリングターゲットは、原子レベルで均質な薄膜を実現し、データセンターの記録密度向上など、膨大な情報処理を支えています。

たとえば、
データセンターの
ハードディスクに!
フルヤ金属 スパッタリングターゲット 電子機器などの部品にナノレベルの膜をつくる、
金属の“もと”になる素材
お客様 ハードディスクの記録媒体
01

精製スポンジ

高純度スポンジを自社でつくる

ルテニウムは、鉱山で採れた段階では不純物を含んでいます。フルヤ金属では、自社工場でこのルテニウムを高純度のスポンジ状金属に精製します。

02

混合

原材料は“練り方”で変わる

製品に応じて、ルテニウムにコバルトなど他の金属を加えて配合します。これが「ターゲット」の性能に大きく影響します。​

FURUYA INSIGHT

スパッタリングとは?

スパッタリングは、薄膜材料をつくるための代表的な技術で、真空中で金属などの材料にイオンを衝突させ、原子や分子をはじき飛ばして基板上に薄く堆積させる方法です。半導体や電子部品の製造に不可欠で、極めて均一で高精度な膜を形成できます。フルヤ金属では、貴金属を用いたスパッタリングターゲットの製造により、最先端技術を支える高機能薄膜材料を提供しています。

03

焼結

溶かさずに固める特殊な焼結法

ルテニウムは非常に溶けにくい金属。そこで、高温・高圧で粉末を一気に固めるSPS焼結法(放電プラズマ焼結)を用いて、ターゲットの形を作ります。

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放電プラズマ焼結機とは?​

放電プラズマ焼結機は、金属粉末に電流を流しながら圧力をかけて、短時間で高密度な固体に焼き固める装置です。一般的な焼結法に比べて時間を大幅に抑えられ、不純物の混入も少なく、高純度で強度の高い材料を効率的に製造できます。フルヤ金属では、熱電対やスパッタリングターゲットなどの高機能材料の製造に活用されています。

04

削る・切る・整える

付着している不純物を除去して、製品の形に整える​​

切断工程は、大きな金属素材をお客様の用途に合わせた形や寸法に精密加工する重要なステップです。単なるサイズ調整ではなく、ミクロン単位で平らさや厚みを整えることで、成膜のムラや異物発生を防ぎます。

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フルヤ金属の鏡面仕上げ加工​

わずかな凹凸も性能に影響するのが、最先端材料の世界です。フルヤ金属の鏡面仕上げ加工は、ナノレベルの平滑性と均一性を実現し、高精度が求められるスパッタリングターゲットや熱電対部品などに活用されています。見えないレベルの精度が、製品の信頼性と寿命を大きく左右します。

05

検査・洗浄・梱包​

最後の3工程が品質を決める​​

検査では寸法や表面の状態を厳しくチェックし、欠陥や異物の有無を確認します。続く洗浄工程では、微細な粉や油分まで除去し、半導体製造に適したクリーンな状態を確保。最後に異物混入を防ぐ専用包装で密封し、出荷します。

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薄膜ターゲットの品質は“異物ゼロ”が当たり前

当社のスパッタリングターゲットは、高純度・高密度で組成も均一を保証しています。しかも異物(パーティクル)は“ゼロ”が当たり前です。半導体製造では、ターゲットにアルゴンイオンをぶつけ、飛び出した原子を基板に付着させて薄膜を作ります。もし異物が混ざれば基板に付着し、不良品や歩留まり低下の原因になります。当社はパーティクルを徹底的に抑え、高品質な半導体製造と生産効率の向上に貢献しています。

06

製品

最先端エレクトロニクス製品の製造に欠かせないターゲット材​​

スパッタリングターゲットは、半導体やディスプレイ、スマートフォンなどの薄膜形成に不可欠な材料です。当社は高純度・高密度のターゲットを提供し、最先端エレクトロニクス製品の品質と性能を支えています。

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アルミスカンジウムが変える未来

アルミスカンジウム(Al-Sc)ターゲットは、おもに5G向けの携帯電話などに使用され、5Gの発展を支える重要な要素となっています。今後普及が見込まれる自動運転や、6Gへの展開も期待され、当社ではAl-Scターゲットの材料安定供給・量産体制構築に取り組んでいます。

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薄膜