お知らせ

2025年06月05日

生物多様性保全活動 つくば工場での展開について

株式会社フルヤ金属(本社:東京都豊島区、社長:古屋堯民、以下「当社」)は、NPO 法人小網代野外活動調整会議(神奈川県三浦市、岸由二代表)が行う「小網代の森 ハマカンゾウプロジェクト」*¹に賛同し、2023 年度より生物多様性の保全に向けた活動を行っています。

この活動の一環として、2025 年 5 月 28 日に茨城県筑西市のつくば工場でハマカンゾウ 110 株の植栽を実施しました。当日は、株式会社田中貴金属グループ(本社:東京都中央区、社長:田中浩一朗)にもご参加いただき、当社従業員を含め 17 名で植栽を行いました。当社は 2023 年 12 月より茨城県土浦市の社員寮でハマカンゾウ 30 株の育成を開始しており、今回で 2 回目の植栽となります。小網代野外活動調整会議からハマカンゾウの株を譲り受けて育成し、増えた株は同法人を通じて元の生息地である小網代の森(神奈川県三浦市)に転植されます。

当社は、今後も社員一人一人が、かけがえのない地球環境を守っていくことの大切さを認識し、生物多様性の保全に貢献してまいります。

5 月 28 日に実施されたつくば工場での植栽の様子
*¹ 「小網代の森 ハマカンゾウプロジェクト」:本プロジェクトの目的は、各地で繁茂し花粉症を誘発する外来植物ネズミホソムギ等に対して、定常的な除草が困難な場所に在来種であるハマカンゾウを転植し代替することで、外来植物の群落を抑制するとともに生物多様性が保全された環境を推進することです。ハマカンゾウはワスレグサ属を代表する日本在来の植物の一種で、関東より西側の温かい海岸に群生し、小網代の森では 8 月から 9 月に橙赤色の美しい花を咲かせます。古くは「忘れ草」として万葉集や古今集の歌に詠まれ、親しまれてきました。

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