リスクマネジメント

考え方・体制

当社グループの経営全般に関するリスクについては、取締役管理本部長をリスク管理責任者とし、委員長を務め、フルヤ金属の取締役、部門長などで構成されるリスク管理委員会を設置しモニタリングを行っています。当社グループにおける「業務」「財務」「法令等の遵守」「労務」「災害」「環境」などに関するリスクを物理的、経済的もしくは信用上損失又は不利益を生じさせるリスクと考え、発生度合、影響度に基づき定量化しリスクを抽出し重要リスクへの対応を行っております。今後も実効性の高いリスクマネジメント体制の確立に努めてまいります。

リスクマネジメントマップ
リスクマネジメントスコア
  発生度 影響度
5点 短期的(6か月以内)に発生確率が高い 全社的に甚大な影響がある
3点 1年以内の発生確率が高い 局所的に大きな影響がある
1点 発生の可能性がある 影響は限定的である
0点 ほぼ発生しない ほぼ影響はない

BCPへの取り組み

当社は、予想されうる重大な自然災害等のリスク(大震災、火災、感染症)に対し、従業員及びその家族の安全を確保しながら事業を継続することを目的として「事業継続基本計画」を策定しています。
当社は、以下をBCP基本方針と定め、サプライヤーとしての責任を果たすため、緊急時における事業継続に向けた対応を行います。

  1. 社員とその家族の安全確保・安全確認を第一とする
  2. 製品供給の早期復旧に努め、お客様への供給責任を果たす
  3. 地域社会及び近隣企業と連携し、人命救助・災害復旧に協力する

情報セキュリティ

当社は、情報セキュリティの維持・向上を目的として「情報セキュリティ基本方針」を定めています。
この方針に基づき、当社の情報資産ならびに外部よりお預かりした情報を適正に管理し、多様な脅威から保護するとともに、適切な取り扱いを徹底することで、情報セキュリティの維持に努めています。

情報セキュリティ基本方針

株式会社フルヤ金属(以下「当社」とします)は、お客様の情報や会社の機密情報の取り扱いに細心の注意をはらい、情報漏洩・改ざん等のリスクに対して、より効果的な対策を行うことにより、お客様や社会に信頼される企業としての成長を目指しています。

そのうえで、以下のような「情報セキュリティ基本方針」を策定し、継続的な情報セキュリティ対策の取組みに努めます。

1.情報セキュリティへの取り組み

当社は、「情報セキュリティは、当社の経営上及び事業上の重要課題のひとつである。」との認識のもとに全社をあげてこれに取り組みます。

2.情報資産の保護

当社は、情報資産の機密性、完全性及び可用性に対する脅威から情報資産を確実に保護するため、それぞれの業務実態に応じた適切な管理策を講じます。

3.法令等の遵守

当社は、個人情報の保護を含め、情報セキュリティに関する法令、規格その他の規範に準拠・適合させるとともに、これらの法令、規格その他の規範を遵守します。

4.教育・訓練

当社は、役員及び従業員の情報セキュリティへの意識向上を図るとともに、情報セキュリティマネジメントについて教育・訓練を行います。

5.事故発生と予防と対策

当社は、情報セキュリティ事故の発生予防に努めるとともに、万一、事故が発生した場合には、再発防止策を含む適切な対策を速やかに講じます。

6.情報セキュリティ目標

お客様のニーズに合わせた製品を提供する為、適切な資産管理を行い、想定されるリスクの低減を目指します。

7.継続的改善標

当社は、「情報セキュリティ基本方針」に沿った事業活動が適正に行われているかの見直しを定期的に行い、情報セキュリティの継続的な改善を図ります。

輸出管理体制

当社は、半導体や電子部品、医療機器など最先端のモノづくりに必要不可欠な製品や材料を取り扱っていることから、国際的な安全保障を目的とした輸出規制の遵守を目的として、代表取締役を最高責任者とする輸出管理体制を構築しています。
個々の輸出取引の実施に際しては、輸出管理社内規程に従い、製品の該非判定並びに用途や顧客に関して懸念がないことを確認するための厳格な取引審査を実施しています。

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