品質保証
品質方針
- 安全・安定・安心な工場を構築する。
- お客様の目線で考え行動し、品質の安定と顧客満足度の向上を図る。
- 継続的な品質向上活動により利益の拡大を目指す。
推進体制
トップマネジメントを最高責任者として、各工場において統合マネジメントシステム(ISO14001・ISO9001)の効果的な実行に努めております。
トップマネジメント
- 当社の最高責任者として、統合マネジメントシステムについて総括的な責任と権限を有する。
工場長
- 環境保全活動の取組みに関する基本理念及び環境方針を定める。
- 統合マネジメントシステムの見直しを行う。
- 環境管理責任者及び環境安全衛生委員を任命する。
- 緊急事態発生時、各工場の総指揮をとる。
- 統合マネジメントシステムを推進していくための要員と、所定の技能、技術、資金の経営資源を確保する。
品質会議
工場品質目標 及び 各部門目標の進捗、顧客品質要求状況と対応、その他課題及び改善事項に対する定期的なレビューを実施し、トップマネジメントへ報告する。
是正委員会
品質に関する「工程内異常報告書」及び「内部品質・環境監査 不適合是正報告書」、環境安全衛生に関する「災害調査要因分析表」については、「内部品質・環境監査管理手順書」「是正処置・予防処置管理手順書」に定義される事案について開催され、その是正における再発性・繰返性・有効性・適切性等に関しクローズドレビューを行い、適合/不適合の判定を行う。
環境安全衛生委員会
- 著しい環境側面一覧表、統合マネジメントマニュアル及び法的及びその他要求事項登録表を審査する。
- その他、環境管理責任者が提起する案件を審査、制定する。
体制図

ISO9001/JCSS
当社は、2000年2月にISO9001(1994年度版)の認証を取得しました。その後、2009年12月に2008年度版、2017年12月には2015年度版に更新をしています。当社で製造する全ての製品は、品質マネジメントシステムによって管理し、お客様からのニーズと期待に応えるべくこれらの認証の維持・拡大を図ります。
また、2009年3月には、R熱電対の校正における国際MRA対応JCSS校正事業者(ISO/IEC17025適合)の認定を取得しました。2018年12月に2017年度版の認定更新、2022年12月に2025年2月に2017年度版への認定更新を続けています。国際標準での更なる高い品質をご提供するべく努めます。


ISO取得の経緯
2009年1月 | 土浦工場 | ISO9001・ISO14001の認証拡大 |
---|---|---|
2009年3月 | つくば工場 | 国際MRA対応JCSS校正事業者(ISO/IEC17025)の認定取得 |
2011年1月 | 千歳工場 | ISO9001・ISO 14001の認証拡大 |
2017年12月 | つくば工場、土浦工場、千歳工場 | ISO9001・ISO14001(2015年度版)へ更新 |
2018年12月 | つくば工場 | ISO/IEC17025(2017年度版)へ更新 |
2021年1月 | つくば工場、土浦工場、千歳工場 | ISO9001・ISO14001(2015年度版)認証更新 |
2022年12月 | つくば工場 | ISO/IEC17025(2017年度版)認定更新 |
2024年1月 | つくば工場、土浦工場、千歳工場 | ISO9001・ISO14001(2015年度版)認証更新 |
2025年2月 | つくば工場 | ISO/IEC17025(2017年度版)認定更新 |
LPPM認証
LPPM(ロンドン・プラチナ・パラジウム市場)は、プラチナとパラジウムの国際的な取引を適正に行うための認定機関であり、公認溶解業者を登録認定する世界で唯一の権威ある機関です。1989年にロンドンで設立され、世界中の貴金属業界で信頼されている認定制度を運営しています。
当社は、2005年にLPPMの「Good Delivery(グッドデリバリー)」認証を取得しています。
LPPMのGood Delivery認証を取得するためには、以下の要件を満たすことが求められています。
- 高純度のプラチナ・パラジウムインゴット/プレートを製造できること
- プラチナ・パラジウムインゴット/プレートの外観・重量・寸法・刻印が、LPPMの定めた基準に準拠していること
- 健全な財務体質であり、創業から一定期間経過していること
- 環境・倫理に配慮した責任ある調達体制を構築していること
こうした基準を満たしているため、LPPM のGood Delivery認証企業は、貴金属業界において信頼できる企業として認知されています。



当社の分析技術についての詳細は「分析技術へのこだわり」のページをご覧ください。
また、当社の責任ある鉱物調達についての詳細は「責任ある鉱物調達方針」をご覧ください。