安全・衛生
安全・衛生マネジメント
当社は、「安全はすべてに優先する」という考えの下、従業員に対する安全衛生教育の実施、労働安全衛生リスク評価の実施等によって、安全衛生管理体制の充実を図っています。フルヤ金属は無事故・無災害の達成のために安全衛生管理を推進しています。
安全衛生教育
従業員への安全手帳配付
工場に勤務する全従業員に対し、『安全衛生の心得』を配布しています。これは、工場において無事故・無災害の達成のために、工場で働く全従業員が共通して認識すべき安全衛生の心得やルール、過去の災害事例を掲載し、工場に勤務する全従業員に対して安全意識の醸成を図るためのものです。また、災害事故防止活動の一つとして「安全十箇条」を定め、朝礼で唱和することで、安全意識の定着に努めています。
安全十箇条
一、安全はすべてに優先する、無災害を念じて仕事にかかれ。
一、災害は本人も会社も大きな損失である。
一、災害を起こさぬ為の努力を惜しむな。
一、作業前にKYしてから作業にかかれ。
一、慣れた頃の横着が災害の落とし穴、初心を忘れるな。
一、決めたことは必ず守れ、自分の身を守る為に。
一、これぐらい、と思う気持ちが災害となる、自分に妥協するな。
一、たまたまと言い訳するな、つぎは災害となるかもしれない。
一、知らなかったということがないように、報連相を活用せよ。
一、無災害は皆の願い、無災害で明るい職場をつくろう。

分科会活動
環境安全衛生委員会の調査審議事項については、分野ごとに専門的に研究・検討を行う下位組織として分科会を設立しています。分科会は、安全衛生分科会、交通安全分科会、防災分科会、環境分科会、健康経営分科会、ハイクリーン分科会、改善提案分科会など複数の分科会があります。
環境安全衛生委員会を構成する委員は、いずれかの分科会に所属し、分科会会長と共に月に1度以上の会合を開催し、社内外での講習の企画立案や分科会ごとに定めたテーマに合わせたパトロールなどを実施し、安全管理体制を構築しています。
環境安全衛生委員会組織図

労働・安全衛生の取り組み
5S活動(ハイクリーン活動)
当社では、職場環境の改善と生産性の向上のために5S活動を実施してきました。「5S活動を自主的に進めることにより全従業員の資質を高め活性化を図る」ことを目的に2005年頃よりハイクリーン活動と題した活動を進めています。現在はハイクリーン予備分科会として、各管理職および5Sリーダーの率先垂範に重きをおいた活動へと進化させ、さらなる活動の推進を図っています。

パトロールの実施
定例の工場内のパトロールに加え、四半期に一度、組織全体を横断した横ぐし活動として各分科会と合同でパトロールを実施しています。パトロールで改善事項として指摘があった場合は、速やかに是正を実施しています。
- 安全パトロール:総括安全管理者および各管理者が現場を巡視し、環境・安全・衛生に関わる不安全な箇所を抽出・改善しています。
- セルフパトロール:自工程の現場を他工程の作業員と点検することで、類似指摘事項の自工程への水平展開と一定の水準維持をしています。
e-ラーニングによる教育
新入社員や中途入社の社員、e-ラーニングの達成基準を満たしていない社員を対象に5S活動の目的や定義、効果を学ぶためのe-ラーニングによる教育を実施しています。e-ラーニングには達成基準を設け、工場に勤務する従業員が5S活動を理解し、身につけられるような工夫を図っています。
Safety-Mind
土浦工場独自の災害事故防止活動の一つとして「Safety-Mind」活動を実施しています。現場での作業前に事前KYをする習慣を身に着けることを目的に、週1回、毎回異なるテーマで意見交換しています。
SAFEコンソーシアム加盟
土浦工場は厚生労働省が設立した「従業員の幸せのための安全アクションSafer Action For Employees(SAFE)」に加盟し、安全活動に積極的に取り組んでいます。
外部講習会の実施
当社では、社員教育の一環として外部講習会を各分科会が企画立案し、実施しています。
2024年実施例
体感教育
爆発危険体験・回転体危険体験・電気危険体験など、日常の業務における危険を実際に体験し、「安全に作業する」意識の醸成を図っています。
ヘルスリテラシー向上
口腔衛生に係る講習を実施し、「口腔がんと治療と仕事の両立支援について」「口腔ケアの道具」「正しいブラッシングの方法」について学びました。
- 口腔保健
口腔機能の悪化による生活習慣病との関連や「口腔がんと治療と仕事の両立支援」「口腔ケアの道具」「正しいブラッシング方法」について - 睡眠障害を科学する
睡眠障害の基礎知識、入眠障害への対処、器質的疾患(逆流性胃腸炎と睡眠時無呼吸症候群)の治療と予防について - サプリメントを考える
基礎知識(栄養の吸収、三大栄養素)、サプリメントの位置付け・服用の注意例や過剰摂取について