2025年12月18日
生物多様性保全の取り組みとして、 茨城県筑西市のつくば工場にて ハマカンゾウ110株の追加植栽を実施。
株式会社フルヤ金属(本社:東京都豊島区、社長:古屋堯民、以下「当社」)は、2025年12月15日(月)に茨城県筑西市のつくば工場にて、ハマカンゾウ110株の追加植栽を実施しました。本追加植栽は、当社のサスティナビリティ活動の一環として、NPO法人小網代野外活動調整会議(神奈川県三浦市、代表:岸由二、以下「小網代野外活動調整会議」)が行う「小網代の森ハマカンゾウプロジェクト」へ賛同し、実施している生物多様性の保全に向けた活動です。
当日は、つくば工場の従業員13名が参加し、追加植栽作業を行いました。
活動により増えた株は、同法人を通じて元の生息地である小網代の森(神奈川県三浦市)に転植されます。当社は、今後もハマカンゾウプロジェクトを推進してまいります。
■つくば工場長 丸子 智弘 コメント
「(当社が)日本の自然を守るのは、子供たちに日本本来の自然を感じ続けてもらいたいからです。私たちのこの生物多様性保全活動が、少しでも地域に、社会に貢献できればと思っています。」
本プロジェクトの目的は、各地で繁茂し花粉症を誘発する外来植物ネズミホソムギ等に対して、定常的な除草が困難な場所に在来種であるハマカンゾウを転植し代替することで、外来植物の群落を抑制するとともに生物多様性が保全された環境を推進することです。ハマカンゾウはワスレグサ属を代表する日本在来の植物の一種で、関東より西側の温かい海岸に群生し、小網代の森では8月から9月に橙赤色の美しい花を咲かせます。古くは「忘れ草」として万葉集や古今集の歌に詠まれ、親しまれてきました。
■フルヤ金属におけるハマカンゾウの植栽状況
小網代野外活動調整会議からハマカンゾウの株を譲り受け、各施設で育成しています。
- 2023年12月より茨城県土浦市の社員寮でハマカンゾウ30株の育成を開始。
- 2025年5月より茨城県筑西市のつくば工場でハマカンゾウ110株の育成を開始。
- 2025年12月より茨城県筑西市のつくば工場で新たにハマカンゾウ110株の育成を開始。
(土浦市社員寮:30株、つくば工場:220株 合計250株)